【LPガス会社へ提言】 2020年コロナ禍を超える収益向 上へ賃貸住宅の入居率の改善を! 〜 MDS遊便 2020秋号
こんにちは、MDSの浅見です。MDS遊便の2020秋号を発行しました。
先日ご案内の11月6日開催のセミナーでの講演内容についても触れております。
ぜひご一読ください。
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MDS遊便2020秋号2010
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LPガス会社のための空室対策
2020年はコロナ禍を超えるため、空室対策に取組み入居率を改善し収益向上を図ろう
2020年は、年初の予想とは大きく異なり新型コロナウイルスの感染拡大により多くの経営計画が変更を余儀なくされています。飲食・旅行・観光・ホテル事業など経営破綻や破綻直前まで追い込まれた事業は少なくありません。自宅待機・テレワークなど働き方も変わり、生活環境の見直し、働き方の見直しが行われつつあります。同時に、事業の在り方、生産性の見直しが経営課題となっている業種も多くなっています。LPガス事業も、ライフラインの事業として感染防止が大きな課題となると同時に、働き方改革を含めてテレワークや、自宅からの直行直帰の増加、顧客も訪問を嫌う方も増え、訪問活動も従来の通り進めにくくなり、感謝祭のイベントも中止を余儀なくされました。
ライフラインであるガス供給は、家庭用は在宅率の高まり、調理の増加などで、比較的順調に推移し、原油価格の低迷で、差益が拡大するなど経営的には、大きな減少は避けられています。しかし、従来までの延長戦での事業経営では、少子高齢化などによる顧客数の減少、使用量の減少、省エネ機器の普及など LP ガス事業の経営は、大きな転換期を迎えようとしています。LP ガス事業の生産性を見直し、時代の転換に適合させることが求められています。
いま見直すべきことは、賃貸アパートの空室対策により僅かな投資で、賃貸アパートの獲得と同様の価値のある活動です。
今回のご提案は「ガス会社でできる空室対策」です。空室対策に取組むことは、ガス会社の収益改善には極めて有効な手段です。ぜひ検討してください。
従来の発想から転換してガス会社だからできる入居率向上への取組に挑戦しよう
LP ガス会社は、大家・オーナーに対するお歳暮・お中元などや、観劇などへの招待などの管理をしている会社は多いのですが、空室対策に対するサポートをしているガス会社は、ほとんどありません。
また、仲介や管理する不動産会社などが、入居者の管理をする会社任せで、自ら入居率を上げる工夫をする取組みをしていません。一部には、多くの仲介事業者に関係しているので、自らアパート斡旋などの事業を展開することが、競合することになり、敬遠している傾向にあります。
ガス会社は、入居率の悪化は顧客の減少となり致命的な課題です。1 万件前後の顧客数を持つ会社ならば、半数近い集合住宅があれば、入居率1%改善すれば、50 戸の新築獲得と同様の価値があります。50 戸のアパート獲得経費は、新築なら優に 1 千万円を超えます。しかし、1%の入居率アップが図れれば、獲得と同様のガス増販で、投資をほとんどなく、基本料とガス売上が図れ、新築集合住宅の獲得と同様の売上を確保できる計算です。
設備投資なく入居率を上げる事例が多数あり
人気のアパートの設備ランキングが、全国賃貸住宅新聞社から発表され昨年の実績は以下の通りです。単身者向けは、1 位インーネット無料、2 位オートロック、3 位宅配ボックス、4 位浴室暖房乾燥機、5位ホームセキュリティです。またファミリー向けは、1位インターネット無料、2位追い炊き機能、3位オートロック、4位ホームセキュリティ、5位システム
キッチンとなっています。
しかし、これらの設備を完備したら必ず入居率が上がる保証があるわけではありません。つい、ガスか会
社としては、設備投資で新築物件の獲得やガス切替したいと考えがちですが、実際には設備を揃えても決ま
らないことも多く、人気の設備がなくとも入居率の高い物件はたくさんあります。入居者や大家さんの立場
で考えると、他にも改善すべき点は多々あります。
3年間で 1688 室を埋めた空室対策アドバイザーは、3つのステップでの空室対策で成功
これらの点を入居者の立場で解消しているのが、空室対策アドバイザーです。「フィーリングリフォームR空室対策協会」の代表理事の山岸加奈氏は、「埋まらない空室はない」と取組む空室対策アドバイザーです。1実態把握、2ペルソナ設定、3物件広告のステップで、入居者の視点で空室対策に取組んで、大きな成果を上げて大家さんを喜ばせています。
また、空室対策では、仲介不動産会社や管理会社との関係強化を図りなら取り組むので、管理会社にも喜ばれています。もちろん、空室の埋まるガス会社は、大家・オーナーと同様に、実利的な利益があります。
今まで、ガス会社が取り組まなかったことが、問題だったと感じています。
「ガス会社だからできる空室対策セミナー」11 月 6 日オンラインセミナーとして開催
弊社では、11 月 6 日(金)の午後 1 時から 5 時までの予定で、オンラインセミナーとして「空室対策セミナー」を開催します。
詳細は、本誌に同封した「空室対策セミナー」の案内に掲載していますので、ご確認ください。
セミナーは、ZOOM を活用してオンラインで参加頂きますが、東京新橋の会場での参加も15 名限定ですが、会場参加も可能です。会場では、直接講師との意見交換の場を設けています。
また、講師のフィーリングリフォームR空室対策協会の代表理事山岸加奈さんは、今年 5 月に「3 年間で1688 室を埋めたコンサルタントが教える空室対策術」を出版しており、この本を会場参加者には、プレゼントします。また、空室対策コンサルタントとして活躍している大脇ちさとさんには、空室対策での具体的な事例をご紹介頂き、何をすべきかを具体的に学んでいただきます。
最後には、不動産仲介の FC チェーンを展開する株式会社ハウスドゥの FC 開発部の山内篤氏に、不動産業界の動向と、賃貸住宅市場の動向について、解説して頂きます。
是非、多くの方々にご参加頂きたいセミナーです。
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